1. Antwerp Central Station
多くの駅は通り過ぎるだけの場所だが、Antwerp Central Stationは思わず足を止めてしまう場所だ。地元の人々が「鉄道の大聖堂」と呼ぶのも納得がいく。1895年から1905年にかけて建てられたこの駅は、巨大な石造りのファサード、高さ75メートルのドーム、そして交通の拠点というより宮殿のような広間を備えている。世界で最も美しい駅のリストによく名前が挙がるが、実際に見てもその評価に嘘はない。かつてはすべての列車が折り返す行き止まりの終着駅だった。2007年に地下を貫通するトンネルが開通し、歴史的なホールの下に近代的なホームが加わった。その結果、元の地上階、近代的な地下コンコース、深いトンネルホームの3層構造になっている。19世紀の豪華さと、その下の洗練されたエンジニアリングの対比が面白い。駅はKoningin Astridpleinに面しており、ダイヤモンド地区の入り口にある。入場は無料で、24時間開いている。列車で到着したなら、ここが街の第一印象になるはずだ。駅を出てすぐのMeirショッピング通りを歩けば、そのまま旧市街へとつながっている。誰もが通りかかる場所だが、見上げるのを忘れないでほしい。