1. Arthur's Seat
エディンバラの街から250.5メートルの高さまでそびえ立つ、ホリールード公園の最高峰。死火山が侵食されてできた場所で、作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンはここを「大胆なデザインを持った山」と評した。エディンバラ城の東に位置し、地質学的には約3億4000万年前のもの。名前の由来は諸説あるが、伝説のアーサー王とは関係なく、ゲール語の「射手の高台」がなまったものだと考えられている。
山頂からは360度のパノラマが広がる。北にはフォース湾、南にはペントランド・ヒル、そして西には旧市街のスカイラインが見渡せる。登り方はいくつかあり、東側のダンサピー湖から草地をゆっくり登るルートもあれば、サリスバリー・クラッグスの崖を抜ける険しい道もある。ホリールード宮殿から登ると、途中で聖マーガレット湖や聖アンソニー礼拝堂の廃墟を通り、普通に歩いて45分ほどで頂上に着く。
エディンバラでぜひ訪れてほしい場所の一つ。無料なのも魅力だが、何より足元のぬかるみや天候の変化を肌で感じながら登る、本物の丘歩きを体験できるからだ。街全体の配置を理解するのにも最適だ。