1. Ancient Town
ホイアンに来る理由は、この旧市街にある。1999年にユネスコ世界遺産に登録されたこの場所は、17〜18世紀に日本人や中国人、ヨーロッパの商人が入り乱れて商売をしていた貿易港の姿をきれいに残している。建物の多くは1600年代から1800年代に建てられたもので、戦争やベトナム全土を襲った急速な都市化を免れて生き残った。数ブロックの狭いエリアを歩くだけで、中国の集会所、ベトナムの店舗住宅、フランス風の建築、そして日本橋を次々と目にすることになる。 旧市街の入場チケットは12万ドン。これ1枚で、古い民家や集会所、ホイアン歴史文化博物館など22カ所の史跡のうち5カ所に入場できる。チケットを買う際にどこに行くか選ぶ仕組みだ。午前8:00〜11:00と午後15:00〜21:30は歩行者天国になる。ベトナムの他の都市に比べて、徒歩での散策がずっと快適だ。 日暮れ後、旧市街は本領を発揮する。通りはランタンの明かりに包まれ、トゥボン川には光を放つ小舟が浮かび、雰囲気が一変する。ホイアンでの過ごし方に一晩しかないなら、ここを歩き回るだけでいい。特定の建物を見るより、この町全体の空気感こそが、ホイアンで一番見るべきものだ。