1. Cathédrale Saint-Pierre de Montpellier
この建物は、温かい礼拝の場というよりは、包囲戦に備える要塞のように見えますが、それこそが宗教戦争の時代に破壊を免れた理由です。正面入り口を支える2本の巨大な円錐形の柱が最大の特徴で、中世の寄せ付けないような重々しさを醸し出しています。一歩中に足を踏み入れると、雰囲気は一変します。防衛のための石壁から、高くそびえるゴシック様式のヴォールトへと移り変わり、ステンドグラスから差し込む色とりどりの光が外観の厳しさを和らげてくれます。
多くの教会が破壊されたこの街で、歴史の傷跡を壁に残しながらも生き残った貴重な建物です。内部は広大で、外の通りの暑さを忘れさせてくれる静かで涼しい避難所のような場所です。側面の礼拝堂には何世紀にもわたる芸術と信仰が収められています。パイプオルガンも実に見事で、運が良ければ練習中に身廊に響き渡る音色を聴くことができるかもしれません。
他の観光スポットと比べても、この大聖堂には単なる感嘆を超えた敬意を抱かせるものがあります。すぐ隣には医学部があり、街の精神的な歴史と科学的な歴史が物理的につながっているのも面白い点です。建物の周りを歩いてみると、控え壁の巨大さや、この建物がいかに旧市街の狭い通りを支配しているかがよくわかります。