
1. ホーフブルク宮殿
ホーフブルク宮殿は、13世紀から20世紀初頭まで、ハプスブルク家の居城として600年以上の歴史を誇る壮麗な宮殿です。59エーカーの広大な敷地に18の棟と2,600もの部屋を持ち、13世紀から20世紀にかけて建設された様々な建築様式が融合しています。宮殿内のシシィ博物館では、美貌の皇妃エリーザベトの波乱に満ちた生涯を辿ることができ、豪華な調度品や肖像画が展示されています。皇帝の公式居室や銀器コレクションも必見で、ハプスブルク帝国の栄華を肌で感じられます。現在もオーストリア大統領の公邸として使用されており、2015年にはEUから欧州遺産ラベルを授与されました。広大な宮殿内は見どころが多いため、少なくとも2〜3時間は確保することをお勧めします。英語とドイツ語のオーディオガイドが利用でき、歴史的背景を理解しながら見学できます。