1. Christ Church Cathedral
ダブリンにある2つの中世大聖堂のうち、より古い歴史を持つのがここだ。1030年頃、バイキングの王シトリック・シルケンビアードによって創設された。12世紀後半にはノルマン人の貴族ストロングボウによって石造りに建て替えられ、13世紀にはイングランドから石材と職人を呼び寄せて大規模に拡張された。16世紀に一部が崩落して長らく損傷したままだったが、1870年代のヴィクトリア朝時代の大修復により、現在の塔や飛梁、旧教会会議場へと続く石造りの橋がある姿になった。
見どころは地下聖堂だ。ダブリンで現存する最古の構造物であり、大聖堂の全長と同じ長さがある。内部は中世の工芸品の小さな博物館になっており、1600年代の銀メッキの儀仗などが展示されている。少し変わった展示物としては、1860年代にオルガンのパイプの中から見つかった「猫とネズミのミイラ」がある。乾燥した空気によって偶然保存されたものだ。
現在もアイルランド国教会の礼拝が行われているため、日曜の礼拝時間は観光できない。観光シーズンは混み合うが、他の多くのヨーロッパの教会にはない、本物の「古さ」がここにはある。バイキングやノルマン人の歴史に少しでも興味があるなら、ダブリンで外せない場所の一つだ。