1. Bellver Castle
旧市街から西へ3キロほど、海抜112メートルの森に覆われた丘の上に立つBellver Castleは、ヨーロッパ最古の円形城郭です。1300年代初頭にマヨルカ王ジャウメ2世が建てさせたもので、円形のデザインは本当に珍しいものです。屋上からはパルマ湾全体やトラムンタナ山脈が見渡せ、晴れた日には眼下の街がポストカードのように見えます。名前は古いカタロニア語で「美しい眺め」を意味する『bell veer』に由来しますが、その名に偽りはありません。現在はパルマ歴史博物館になっていますが、街の歴史を辿る展示は正直なところおまけのようなもので、主役はこの建物自体とそこからの景色です。2層のアーチが重なるゴシック様式の中庭は、建築的な見どころです。大聖堂やアルムダイナ宮殿が街のど真ん中にあるのに対し、ここは少し離れた別世界のような雰囲気。周囲の松林は散歩にも最適ですが、車やバスで行くこともできます。入場料は€4で、この価格ならパルマで最も行く価値のある場所のひとつです。