1. Saint-Sacerdos Cathedral
サルラの街の中心であり、歴史のつぎはぎとも言える大聖堂です。12世紀のロマネスク様式の鐘楼と、16世紀から17世紀にかけて再建された身廊が組み合わさっており、この街の宗教的な変遷を石に刻んだような建物です。タマネギ型の屋根を持つ鐘楼は街のシンボルで、どこからでもその姿を確認できます。
内部はこの地方のゴシック様式らしく、広々としていて少し薄暗い独特の雰囲気があります。物理的にも歴史的にも街の核となる場所で、革命を生き延びた祭壇画や美術品が各チャペルに飾られています。また、パイプオルガンの音響も素晴らしく、コンサートの際には圧倒的な迫力を誇ります。
現在も信仰の場であるため、見学の際は静かに過ごしましょう。夏場は暑さをしのげる涼しい避難所にもなります。巨大な柱と高い天井のスケール感は、近代以前の教会の権力の大きさを肌で感じさせてくれます。