ニーム円形競技場 (Arènes de Nîmes)
ブールヴァール・ド・ラ・リベラシオンを降りた瞬間、石灰岩のアーチが視界いっぱいに広がる。紀元70年頃に建設されたこの円形闘技場は2万4千人の観客を収容し、今もコンサートや闘牛が行われている。地球上で最も長く使われ続けているエンターテインメント会場だ。コロッセウムよりも保存状態がよく、2層にわたる60のアーチが完全に現存し、内部の回廊は2000年の足跡で滑らかに磨り減っている。観客を出入りさせた通路「ウォミトリア」は、ローマの技術者が設計した通りに今も機能している。上層の回廊を歩くと楕円形の床を見下ろす眺めが最高だ。剣闘士が戦ったのと同じ砂の上に立つことができる。闘技場の床レベルではオーディオガイドが特に価値がある。見上げると観客席の規模感が写真とは全く違う感覚で伝わってくる。入場料は9ユーロ。毎日9:30から18:00まで開館しているが、コンサートや闘牛のイベント中は入場が制限されるため、事前にスケジュールを確認すること。ツアーグループが昼食に出る朝一番か12:30頃に訪れるのがベストだ。45分を見ておきたい。北口からリュ・ド・ラスピックへ出て、歩行者専用の旧市街へ向かう。
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